こんにちは。シーアです。（@seer1118b）
「節約をしてお金を貯めよう」という意識は、おそらく多くの方が持っているでしょう。
では、「投資をしてお金を増やそう」と言われたら、どう感じますか？
こんな声が聞こえてきそうですね。
「はじめての人のための3000円投資生活」横山光昭
一昔前と違って、貯金だけでは満足な資産を築けない時代になっています。
投資は、現代の資産形成のためのたしなみと言えるでしょう。
「投資は興味があるけど、よく分からない」という方にも、貯金感覚でチャレンジしやすい内容ですよ。
「はじめての人のための3000円投資生活」は、お金の初心者に優しい投資本
本書は、2017年にビジネス書の年間ベストセラーで1位に輝いています。（日販調べ）
現在55万部を突破したそうで、大ヒットですね。
新聞や雑誌でも取り上げられて、今まで投資には縁がなかった層の人にも受け入れられている様子。
そのポイントは、毎月3000円という少額から、貯金感覚で始められること。
- 夫婦で貯金ゼロだったのに、8年で1000万円貯められた
- 子どもの大学入学に向けて、教育費700万円を作った
- 老後のために10年で2000万円貯蓄できた
こんな成功者の体験談がたくさん取り上げられています。
横山光昭さんは、「お金の劣等生」にも優しい家計再生コンサルタント
横山光昭さんは、「家計再生コンサルタント」という、金融業界の中でも一風変わった肩書をお持ちです。
たくさんの家計を見てこられた経験を活かして、節約や家計改善、お金に関する様々な著作を出版されています。
最近では、「日経ビジネス」「日経WOMAN」のような働く人向けの雑誌だけでなく、ファッション誌などでも横山さんのコラムを見かけることがあります。
きっと、お名前まで認識していなくても、知らず知らずのうちに文章を読んでいる方は多いんじゃないかな？
それだけ、働くこと・お金のこと・将来のこと・老後のことなどが、ひと続きになっている現状があるのだと思います。
結婚して一生安泰なんてありえないと、みんな分かっているからですね。
貯金だけじゃダメなの？
「貯金感覚で投資を始めよう」というテーマ。
ですが、「それなら、貯金だけでいいんじゃないの？ダメなの？」と思う方もいるでしょう。
今のシニア層の方が、若かった頃は、日本はバブルでした。
金利が高かったので、銀行に預けているだけで利息がついて、どんどん貯金が増えていたのです。
大手メガバンクの普通預金の金利は0.001％と、超低金利の時代になっています。
0.001％ということは、100万円預けて10円の利息です。
だからこそ、投資をして、お金にも働いてもらわないといけない時代になっているのです。
投資といっても、ハイリスクなものではなく、ローリスク・ローリターンな投資信託をコツコツ積み立てる手法が紹介されています。
値動きがゆったりしていて、損をする確率が低いものです。
だからといって、絶対に損をしないというわけではありません。
投資は自己責任で行ってくださいね！
まずは少額から。投資を始めると意識が変わる
3000円と銘打っていますが、最初に3000円から投資を始めたとしても、きっと増額したくなります。
なぜなら、投資をすると、そのお金が増えていく様子が見えます。
「ほんとに増えるんだ」と実感すると、嬉しくなってモチベーションがアップしますよね。
それに、自分の身銭を切ったことで、アンテナが立って、ちょっとした株価のニュースや値動きの情報に敏感になります。
その結果、いろいろ勉強したくなって、より投資意欲が増すのです。
投資する元金が増えると、利益が増えるスピードも加速します。
私自身、投資を始めてからのほうが、節約しようという気持ちが強くなりました。
「服がほしい」「アクセサリーがほしい」という物欲よりも、「臨時収入が入ったから、投資信託を買おう」というマインドに変わってきたのです。
もちろん、含み損になるときもあるけれど、売却しなければ損は確定しないので、長い目で見て保有し続けることを選んでいます。
お金を通じて、自分の価値観や考え方を見つめ直そう
この本を読めば、現金だけに頼ったまま、投資にトライしないでいるのは、むしろリスクなのだということがわかります。
それよりも、家計を見直し、「いつまでに」「いくら」あれば安心できるのか、きちんと見つめ直すことから始めましょう。
その上で、家計のうちいくら貯金をして、いくら投資に回せるのかを見極めて、行動に移してほしいなと思います。
お金について考えることは、自分の生き方を見つめ直すことにもなります。
しっかり向き合って、活きたお金の使い道を考えたいですね。
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私のメインブログでは、他にも投資や節約のことを記事にしています。
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